2017年のシリコンウェーハ出荷面積は過去最高を連続更新

SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス)は、2月6日(米国時間)、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)が2017年末に実施したシリコンウェーハ業界の分析結果をもとに、2017年の世界シリコンウェーハ出荷面積が前年比10%増となったことを発表しました。また、2017年の世界シリコンウェーハ販売額は、前年比21%の増加となりました。

2017年の世界シリコンウェーハ出荷面積は、総計118億1,000万平方インチとなり、過去最高であった2016年の出荷面積107億3,800万平方インチを上回りました。販売額は、2016年の72.1億ドルから87.1億ドルへと21%増加しました。

SEMI SMG会長のSEH America, Inc. 製品開発・アプリケーションエンジニアリング担当ディレクタ ニール・ウェーバー(Neil Weaver)氏は次のように述べています。「半導体用シリコンウェーハの年間出荷面積は、4年連続で過去最高を記録しました。販売額も昨年比で増加していますが、10年前に記録された過去最高の水準をずっと下回っています」

シリコンウェーハ*業界の年間動向

2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年 2013年 2014年 2015年 2016年 2017年
出荷面積
(百万平方インチ)
8,661 8,137 6,707 9,370 9,043 9,031 9,067 10,098 10,434 10,738 11,810
販売額
(十億ドル)
12.1 11.4 6.7 9.7 9.9 8.7 7.5 7.6 7.2 7.2 8.7


*半導体用シリコンウェーハの出荷面積のみ。太陽電池用は含まれていません。

本リリースで用いている数値は、ウェーハメーカーよりエンドユーザーに出荷されたバージンテストウェーハ、エピタキシャルウェーハを含む鏡面ウェーハ、およびノンポリッシュドウェーハを集計したものです。