SASは9月より黒字転換 第3四半期9ヶ月累計業績EPS2.57台湾ドル コバレントシリコン買収合併6ヶ月営業利益プラスへ

SASは本日第3四半期の財務諸表を公表した。第3四半期連結累計期間のグループにおける連結業績(累計)は、営業利益139.8億台湾ドル、税引き後当期損失10.6台湾ドル、1株当たり純利益(EPS)2.27台湾ドルとなった。子会社であるシリコンウェハの環球晶圓の第3四半期9ヶ月累計業績は営業利益100.37億台湾ドル、1株当たり純利益(EPS)2.57台湾ドルとなった。

コバレントシリコンを買収合併して6ヶ月、9月には利益を獲得し、半導体シリコン製品の営業利益はグループ全体の84%も占め、主な収益源となる。

太陽電池ウェハに関して、「選択受注」及びコスト管理の効果を発揮したことにより、営業損失が減少している。ところで、景気低迷にも関らず、サファイア基板には大きく影響されず、業績が上昇する見込み。